ディズニーシー

ポートディスカバリー

ポートディスカバリーのコンセプトは、レトロフューチャー。

隣接するディズニーランドのトゥモローランドがいずれ来る現実の未来をテーマにした作品群であるのに対し、ポートディスカバリーの世界は仮想現実の未来である。

これは1980年代に流行した、一種のノスタルジーともいえるもので、19世紀の終わりから、20世紀にかけて、人々が夢見た未来が典拠になっている。

一種の科学信奉ともいえる、科学が何でも解決する世の中を描いた作品群は、流行期のやや挫折感のある人々には懐かしく、夢物語のように映ったのである。

手塚治虫氏の『鉄腕アトム』、ポルノグラフティの『アポロ』は、このレトロフューチャー趣味の代表例である。

このことを念頭に置くと、ポートディスカバリーのアトラクション、『ストームライダー』の台風消滅ミッションのシナリオにどこか懐かしさを覚えるのに納得がいくだろう。

街自体の設定が、台風を消滅させるプロジェクトの成果の披露でお祭り騒ぎになっているというものである。また、アクアトピアも研究施設だそうだ。

天候や自然現象を科学の力で左右し、解決できるこのエリアからは、東京湾が見える。

本来、パークと東京湾の間はやや距離があり、間には、ディズニーリゾートラインが走っているのだが、線路の高さを下げて、視界の妨げにならないようにしている。

専門用語で借景という。
樹木や、塀などで現実世界である外が見えないようにするのが、従来のディズニーリゾートの基本構造であったので、ある意味大胆な構造だと言える。

 

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